松崎産業のかたがお二人いらっしゃって何かについて謝って商品券を置いていかれた件

第3弾はないと思ったけどな.今日午前中から雨だったので,たまたまおうちにいたら,16時過ぎに松崎産業のかたがお二人いらっしゃいました.会話を整理しておこう.

松崎産業:「今回の件について本当にすみませんでした.(封筒を渡して)これはお詫びの気持ちです.」
ぼく:「(封筒は受け取らずに)はい.謝罪についてはいいのですが.」
松崎産業:「おとなりのサトウさんとお宅(サトウによく似ている)を間違ったということで,お宅にご連絡してしまいました.」
ぼく:「そうですか.」
松崎産業:「大家さんから,この前入った人のが足りていないと電話があり,佐藤さんに電話したらいなかったので,お宅に電話いたしました.この前入った人っていうのが分からなかったので.」
ぼく:「えっ.なんというか,それはとても軽率なのではないでしょうか.確認されれば,今回の件は起きなかったのではないでしょうか?」
松崎産業:「ごもっともです.大変申し訳ありませんでした.今後はこのようなことが起きないように大家さんに直接やりとりしてもらうようにしますから.」
ぼく:「そうですか.」
松崎産業:「弟さん,お父様にもどうぞよろしくお伝えください.」
ぼく:「1ついいですか.保証人への連絡の件ですが.名義人をとばして保証人へ電話したのは御社の方針なのでしょうか?そうならそうで,それ自体は納得なのですが.」
松崎産業:「いや,ちがう.受付の方ではお父様がお支払いになられているという認識だった.」
ぼく:「ということは,父親が払っていたら名義人をとばして保証人に電話するということですか?」
松崎産業:「違います.本当に申し訳ありません.」
ぼく:「えーと,今後そのような連絡の仕方はしないでください.」
松崎産業:「今度は大家さんに直接やっていただくので,絶対にありません.これは気持ちですので(封筒を玄関先において)」

以上.勉強になった.ちなみに封筒の中身は3000円の商品券だった.そうですか.

  • お二人でいらっしゃるのはクレーム対応とか謝罪時の鉄則で,それは良くできていると思いました.
  • ぼくは大家さんが全面的に間違っていたのかと思ったが,松崎産業の方の確認ミスも原因ではないか.
  • サトウさんに電話していなかったから,ぼくの方に電話するっていうのは,本当によく分からない.
  • ぼくがして欲しかったことは,(1)状況にもよるけど,今回のような状況で名義人をとばして保証人に電話することは明らかに過ちであることを認めること,(2)今後そうしないことの約束の2点だったんだけど,それについては納得のいくお話はいただけなかった.

なるほど,大野耐一の5回なぜ?と原因を追及するってのが,ぼくたちのような人間には当たり前すぎても,こういう人を想定するとそうでもないな,と思えた.まさにこちら側とあちら側.人間力